sievyys

音楽を聴いたり、本を読んだり、映画を観たり・・・
そんなほのぼのを綴っております。
休日に集中して更新。

甘味処は女子の楽園

ひとくちの甘能
ひとくちの甘能
酒井 順子


―昨今の私達は、欲しい物は自分の力で入手、という”ゲット精神”に慣れすぎて、「思いがけずいただく」という嬉しさを忘れているような気がする。

この一文に思わず笑ってしまった。そう、そうです、その通りって。
子供の頃は「お菓子」というものは駄菓子を除けば「思いがけずいただく」ものだった。すごく特別で贅沢な味がしたものだ。
大人になった今となっては食べたいものはどこへでも並んででも買いに行ってしまうし、ふらーとデパ地下に立ち寄ってみたり。
お菓子は日常の喜びであり「特別」なものではなくなりつつある。
でも、未だにお菓子をいただく喜びは花束をいただく喜びに似て「特別」なものであることは間違いない。
「別腹」という言葉とともに「女子と菓子」は切っても切れない繋がりを死ぬまで持っていく訳だが、その繋がりも歳を重ねるにつれて微妙な変化が訪れる。ケーキよりも和菓子を好むようになっていくのである。羊羹なんか大して好きでもなかったくせに今は濃い目のお茶をお供に嬉々として口に運んでいる自分。葛きり、あんみつ、お団子に目を輝かせる自分。
いったいこの変化はいつから?と自分に問うてみてもいまいち判然としない。勿論、ケーキだって大好きだけど、餡子の魅力には若干見劣りする。
酒井順子さんのこの本はケーキからお団子まで数多の女子たちを「ひと時の幸福」に浸らせてくれる甘ーいお菓子を題材にしたエッセイ。
ちょうど『鉄腕ダッシュ』で紹介していて興味のあった「羽二重団子」が載っていたこともあり、あっという間に読んでしまった。
上記の一文は小川軒の「レイズン・ウィッチ」に寄せられたもの。
他にも、

―たとえば仕事に疲れた時、「そうだ、芋きんがまだ一個、余っていたハズ」と思い出した時の、あのちょっとした興奮。(「芋きんつば」より)

など「分かる分かる!」と通勤電車の中で読みつつ心の中で何度ぶんぶん首をタテに振ったことか。
酒井さん曰く「男にとっての居酒屋は女子にとっての甘味処」とのこと。
読むと仲良しの女の子を誘って甘味処へ行きたくなります。
あーあんみつ食べたいときめき

  • 2008.05.18 Sunday
  • 19:54

お掃除にも美容にも

アームアンドハンマー ベーキングソーダ 【重曹】 5.4kg 消臭 除菌 
アームアンドハンマー ベーキングソーダ 【重曹】 5.4kg 消臭 除菌 

掃除には重曹がいいと聞いて、ネットでこれを2つ買いました。
お風呂や流しの排水口に入れておいたり、週に一度はお酢とブレンドしたものを入れておくと除菌もできます。
水に溶かして換気扇をつけておくと、つるつるのぴかぴかに。
最初はどうも使ったあと白くなるのでどうかなって感じだったのですが、お酢で中和させるといいんだってことに気づいてからはがんがん使っています。今は1袋使い終わって、残りも2キロほどしか残っていません。
我が家には猫がいるのですが、玄関の床タイルによく粗相をします。
そこに重曹をかけておくと消臭にもなって良いのです。時間をおいてから片付けてお酢をかけるとシュワシュワ泡が出て汚れが浮き出る上に除菌もできて一石二鳥です。
お風呂にも入れております。所謂重曹泉と同じ状態でつるつるになります。
環境にも優しいし、人体にも無害なのでペットを飼っている家庭にもオススメです。

追記:ついになくなりそうなのでまた2袋注文しました。これで一年はもちます。1袋だいたい1000円くらいなのでコストパフォーマンスのよさに驚かされます。昨日、松井直美がテレビで重曹とお酢を使ってまな板の除菌をしていると話していました。各家庭のまな板の菌のチェックでは松井直美がほぼパーフェクトでした。我が家でもさっそくやってみたいと思います。

  • 2008.05.14 Wednesday
  • 23:13

猫とまったり…

ラヴァーズ・コンチェルト~サラ・ヴォーン・ベスト
ラヴァーズ・コンチェルト~サラ・ヴォーン・ベスト
Sarah Vaughan

楽しかったGWも過ぎ去り、いつもの日々が帰ってきました。
とはいえ、ちょっとした変化もあり、通勤電車を私鉄からJRに変えてみました。階段がいっぱいあってしんどいですがそれほど混んでないし断然早く着けます。
頑張ってつま先で階段上ってます。ちょっとは締まるとよいのですが・・・。
で、仕事を片付けて家に帰ったら、間接照明やキャンドルの灯りの中、猫とベッドに転がってハーブティーを飲みながらまったりしてみたり。こんな時はサラ・ヴォーンの優しくてあったかい声がぴったりです。彼女の声には金属的なところが全くなくて猫も聴いていて安心するみたいです猫
このアルバムはどこかで聴いたことのある素敵な曲のオンパレード。「ラヴァーズ・コンチェルト」「バートランドの子守唄」「酒とバラの日々」「いそしぎ」・・・。どれも聴いているだけで幸せな柔らかい気持ちになってきます女
このアルバムはラベンダーの香りにもぴったりです。サラ・ヴォーンの声はライムなどの柑橘系ではなく、ラベンダーやカモミールなどのフローラル系の香りによく合います。
アロマランプを灯すと更にリラックス効果アップです。
一日の終わりを優しい気持ちで締めくくりたい方におすすめです月

  • 2008.05.12 Monday
  • 21:34

それでもこの世は美しい

ひねもす―A day of the sky
ひねもす―A day of the sky
高橋 健司,林 完次

あのベストセラー「空の名前」「宙ノ名前」というカップリング本を世に送り出した自然写真家・高橋健司さんと天体写真家・林完次さんの共著。
あの本は初めの頃、装丁がお揃いだった為、著者を勝手に同一人物と思い込んでいて違うんだと気づいた時ちょっと吃驚した覚えがあります。
このお二人の本を読んで、じーっと眺めていると、なんだかこの世のすべてのものが涙が出るほどいじらしくていとおしいもののように思えてくるのです。
林さんの月はほっとするような暖かさがあって心が安らぐし、満天の星は手の届かないものの圧倒的な美しさとスケールの大きさに何だか怖くなったり。
高橋さんの夕立の間、はっぱの影で雨宿りしていたカエルさんや春の日差しを受けるタンポポを見ていると、あまりに可愛らしさに胸が痛くなるほど。
お二人の写真を見ているうちにジャック・プレヴェールの詩を思い出してしまいました。

天にましますわれらの神よ
どうかそこに留まりたまえ
われらは地上に残ります
地上は、時々、たいへん美しいのです

どうすればこんな美しくていとおしい瞬間を捉えることができるのだろう…写真家というのは奇跡と遭遇することのできるお仕事なのかもしれません。
今回はそんなお二人の初対談も収録。撮影秘話やメッセージなども語られています。カメラのマニアックな会話もあり、写真に興味のある人には面白いかも。
お二人の写真を初めてみましたがどことなく似ているのです。しかも年齢も一歳違いで誕生月も同じだなんて。なんだか偶然とは思えないのは私だけ?

  • 2008.05.11 Sunday
  • 00:53

まるでお料理するように・・・

こころのレシピ―幸せと不幸のルール
こころのレシピ―幸せと不幸のルール
クリストフ アンドレ,Christophe Andr´e,高野 優,田中 裕子

今日も半日家の片付けをして過ごしました。
といっても連日掃除ばかりしていたので、それほど大掛かりにはせずに済みました。
ゴミを捨てて、洗濯をして、わんこの散歩をした後はにゃんこのトイレを洗い、ついでにカビていたお風呂場の椅子や汚れていたカーペットも洗ってお日様に干しました。換気扇も洗って気分すっきり嬉しい
晴れだったのでお布団と枕を干し、洗濯物も干して、大好きなミッシェルバッハのクッキーローゼとフェレロロシェでのんびりお茶をしました。
その後、予約していた美容院へ髪を切りに…。
結構伸びて鬱陶しくなっていたので鎖骨の下あたりまで切りました。
これでシャンプーとドライヤーがかなり楽になりますハート
美容院で「ANECAN」を読んでいたらリチャード・ギアが「安心できる環境でお茶を飲んだりすることが幸せの象徴っていわれているけど浅はかだと思う」と語っていました。だいぶ、ブルーな内容の映画に出演したようです。
大丈夫なのかな、リチャード・ギア冷や汗病んでるのだろうか…しょんぼり
そのうち、アットホームな映画に出たら正反対なコメントをしそうだけど。
だって映画の内容によってはささやかな幸せを肯定することがその映画自体を否定することになりかねないから。
でも、人間生きてるとささやかな幸せなんか目に入らなくなるほどの辛いことや悲しいこともあるものです。
何が幸せで何が不幸かなんてみんな一人一人違っていて当然なのですが、落ち込んだ時、きっと助けになってくれそうなのがこの本です。
著者のクリストフ・アンドレは「不幸になるにはレシピがある」といいます。
まるでお料理するようにある程度の手順に則れば不幸は回避できるのだ、と。幸せになる方法より不幸になる方法の方が実は明らかなのですね。でも、それを逆手にとっていけばある程度の「幸せの法則」は発見できるのでは?ということを精神科医である彼が素人でも分かりやすく平易な文章で(翻訳者の力も大きいとは思いますが)紹介してくれます。
彼曰く「幸せの敵は「不幸」だってみんな思っているけど、それは違う。幸せの敵は「怠惰」と「退屈」なんだ」とのこと。
これには全く同感でした。悲しみや辛さって、時間が解決してくれることもあるけど、怠惰と退屈だけは心の持ちようを変えない限り、乗り越えることができないのです。
幸せになる為の秘訣ってもしかして「感謝の心」なのかなーなんてゴールデンウィークの最終日にわんこと夕暮れの道を散歩しつつ思ってみたりしたのでした嬉しい

  • 2008.05.06 Tuesday
  • 20:11

懐かしくも美しい世界

初恋〜浅き夢みし
初恋〜浅き夢みし
村下孝蔵,田代耕一郎,水谷公生

今日でついにゴールデンウィークも終わりですねー。
私は特にどこにもいかず家の周辺でのほほんと過ごしました。
映画に行ったり友人が遊びに来てくれた他は、6日間、毎日、わんこの散歩、にゃんこの世話、掃除洗濯洗物、お茶の用意…あとは本を読んだり音楽を聴いたり。晴れの日も多く、すごく楽しい休暇になりました嬉しい
で、そんな時間のある中でいろいろCDを聴いたりもしていたのですが、その中でもこのアルバムには特別な思い入れがあります。
私が子供の頃、母親によく聴かせてもらっていた村下孝蔵さんのアルバム。
今改めて聴いてみても、ちっとも古くないのです。寧ろ、新鮮。
美しい日本語ブームの昨今ですが、収録されているどの歌も驚くほど感性豊かな美しい日本語の世界。
しかも未だに歌詞を見なくても殆ど歌えてしまうのです。
子供の頃覚えたことってやっぱり頭の中に残るものなのですね。
当時は歌詞の素晴らしさなんか実感しなかったのですが、じっくり読んでみると村下さんの拘りだったのでしょうか、英語が全くといっていいほどないのです。もちろん音楽も素晴らしくて、どの曲も飛ばさずに通して聴けてしまう。
ひとつもはずれがないのです。すごいアルバムだなあ冷や汗
自分の中では最近もカバーされている「初恋」が好きだったはずなのですが、聞き返すと「挽歌」を良く歌っていたことを思い出してみたり。
小学校低学年に「挽歌」の意味なんか分かるわけないのですが、どうも歌詞の中にある、

…まわれまわれ 沈むことなく 風は必ずやむものと信じて
…まわれまわれ とまることなく 疲れた翼をふるわせて

という歌いまわしがお気に入りだったようです。
大人になってきくと愕然とするほど悲しい歌なのですが…しょんぼり
でもやっぱり今でも「挽歌」が一番好きかもです。
聴く度にこの歌の持つ世界に引き込まれてしまいます。
これからも村下さんの歌が歌い継がれていくことを願ってやみません。

  • 2008.05.06 Tuesday
  • 12:09

読んでいるだけで幸せ〜

365日の幸福を呼ぶお菓子
365日の幸福を呼ぶお菓子
今田 美奈子

365日の一日一日に記念日や季節にちなんだお菓子をちょっとしたエッセイと一緒に美味しいそうな写真付で紹介している本なのですが…。
すっ…すっげー美味しそう!!!
どれもこれも食べたーいびっくり
と心の中でだらだらヨダレをたらしつつ、読んでいる間、ずーっとにこにこ笑顔でいられる本です(だから電車の中では読めません…)
自分や友人の誕生日をチェックして、そのお菓子をプレゼントするのも素敵だし、1月1日から順番に毎日1ページずつ読んでいくのも良いかも。
食べたことはあるけど知らなかったお菓子の謂れも分かるし「へえーこの日ってこういう日だったんだー」という記念日も分かる。更には勿論、お菓子の作り方も紹介されている。お菓子好きな人には一冊で三つも四つも美味しい本ですグッド

  • 2008.05.04 Sunday
  • 15:42

プレゼントにもどうぞ

LOVE SONGS
LOVE SONGS
ナタリー・コール,ナット・キング・コール,M.マッサー,ホーギー・カーマイケル&ミッチェル・パリシュ,チャールズ・ジャクソン,レイ・ノーブル,ハーマン・ハプフェルド,ピーター・ウルフ,ガーシュウィン,ディアン・ウォーレン,G.ゴフィン

全体的にバラードが中心なせいもあるかもしれませんがこのアルバムには絶対的な「癒し」効果があると思います。父親ナットキング・コールとデュエットしている(死後オーバーダビングさせたものですが…息がぴったりでそうとは全く分からない感動的な仕上がり)一曲目「アンフォーゲッタブル」からしてすごい名曲な訳ですが「トゥーヤング」「スターダスト」など素敵すぎる名曲のオンパレード。なんだか昼間に聴くのはもったいない。夜に部屋をくらーくしてローソクの灯りだけで聴くとナタリー・コールの絹のように滑らか声が余計に自分の中に「入ってくる」ような気がするのです。以前、テレビで歌っていた「テネシーワルツ」が収録されていないのが残念ですが、「アズタイムゴーズバイ」「サハラに降る雪」を聴いているとこれ以上望むのは罰当たりだろうか…という気分になってくるほど。溜息が出るほど素晴らしいアルバム、大好きな人へのプレゼントにも良いかもプレゼント

  • 2008.05.04 Sunday
  • 15:34

やばい、すごく感動した

アニパ
アニパ
上松美香

多分、すごく有名な人なのかもしれないのですが(だってウィキペディアに載ってたし)私、この人のこと何も知りませんでした。
何を演奏しているのか、はたまた歌っているのかも分からない。ただアルバムの内容が全部懐かしのアニメソングだったので軽い気持ちで聴いてみたのです。
す、すっげー…感動したびっくり
ものを知らなくて申し訳ないですしょんぼり
上松美香さんはアルパ奏者なんですねー。アルパとは小型のハープでとても豊かな音色を出す楽器だそうです。うん、確かに豊かです、すごいです。
上松美香さんの手にかかれば(実際に両手で弾いてるし)「ナウシカ」も「トトロ」も「銀河鉄道999」も原曲のイメージを全く損なわずになんとも優雅でじーんと感動させる素敵なものに仕上がるのです。「キャンディキャンディ」なんてパーカッションもあるとはいえ、本当にぴったりでアルパの弾くものに不可能はないのでは?と思ったほど冷や汗
私同様、アルパって何さ?と思われた方はこのアルバムからどうぞ。
目から鱗です。

  • 2008.05.04 Sunday
  • 15:20

ほわんとします〜

ウィスパーズ・ザ・ファイネスト・ソングス・オン・ボサノヴァ(ザ・ベスト・オブ・ソニア)
ウィスパーズ・ザ・ファイネスト・ソングス・オン・ボサノヴァ(ザ・ベスト・オブ・ソニア)

最初に聴いた時、なんだかお宝を発見してしまったようなほくほくした気分になりました。スタンダードナンバーやヒット曲をボサノバにアレンジしてカバーしたものなのですがヴォーカルの女性の声には全く押し付けがましいところがなく、なんだか穏やか〜になるのです。それがボサノバの良いところなのかもしれませんが、このグループはブラジル発ではない為、実際には本格的なボサノバではなく所謂フェイク・ボサノバ、日本でいうところのカフェミュージックらしいです。だからでしょうか、全編通してポップで女子っぽくて可愛らしい感じ。仕事でおうちに帰ってきた時に真っ先に聴きたくなるし、お休みでのほほんとしている時にも聴きたくなります。とにかくゆるーい気持ちにさせれくれるのですよ、ありがたや。オススメは「アイキャントゴーフォーザット」ホール&オーツの82年のヒット曲ですがオリジナルとはかなり異なる仕上がり。「三月の水」は初めて聴いたのですが、ポップなメロデイ乗せてフランス語で歌われる季節の情景がチャーミング。「フライミートゥーザムーン」や「薔薇色の人生」「ムーンリバー」など私の大好きな曲も入っているご機嫌なアルバム、お気に入りです。

  • 2008.05.04 Sunday
  • 15:09

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