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音楽を聴いたり、本を読んだり、映画を観たり・・・
そんなほのぼのを綴っております。
休日に集中して更新。

古典を読んで綺麗になろう

綺麗になる古典美人道
綺麗になる古典美人道
大塚 ひかり


読んで久しぶりに「古典好き」の血が騒ぎました嬉しい
古典を読んでいて楽しいのはなんといっても、どこまでいってもピリオドのこない美人の描写だ!と思っている私ですので、このエッセイは実に面白かった。
古典の中に登場する美人や平安時代の美容に関する解説は読んでいて正に一冊で二冊楽しいハートって感じ。
古典好きな人は美容に目からうろこだし、美容好きな人は古典の面白さに目覚めるだろうし、内面外面共に磨けるという大和撫子必読の書と申せましょう女
平安時代の肌荒れの直し方やシミの消し方なんかも興味深いし、女子の昼寝姿は見苦しいか?とか、当時からあった不眠症や、纏う衣の色の効果、匂いがどれだけ媚薬になり得るか、当時の美女の姿勢って?などなど、読んでいてなんともいえずに楽しく興味は尽きなくてページをめくる手が止まらない。
久しぶりに『枕草子』や『堤中納言物語』を読み返したくなりました嬉しい

  • 2007.08.18 Saturday
  • 21:46

今年もなぜか・・・

夕凪の街 桜の国
夕凪の街 桜の国
東北新社

なぜかどうも不思議なことに夏になると一度はママさんと映画に行く運命のようです。特に意識せずにそうしているのです。それもまた目眩がするほど暑い暑い夏の日に。
去年は「佐賀のがばいばあちゃん」に行きました。
今年は「夕凪の街 桜の国」です。
二つとも戦後しばらくたった日本を描いた映画です。そして偶然にも主人公の出身は広島県です。ただ「がばいばあちゃん」は切ないシーンがありながらも全般的にはユーモラスな映画ですが、「夕凪の街」はやりきれない気持ちにさせる割合が相当に高い・・・でもそのやりきれなさを「桜の国」でちゃんと救ってくれています。だから重い気持ちで劇場を後にせずに済みました。
感想を一言で言えば「麻生久美子の存在感が素晴らしかった」に尽きます。
残念ながら田中麗奈は完全に食われていた。主役としての存在感に欠けていました。広島言葉で喋る麻生久美子の透明感のある素朴な美しさ、歌声の可憐さ、恋人に向ける儚さ、弟への慈愛・・・そのすべてに泣かされました。
「桜の国」では田中麗奈演じる七波が主役のはずなのですが、麻生久美子演じる皆美の存在あってこその物語なので、回想シーンで皆美が登場する度に泣かされる。七波も現代に生きる被爆者二世としての苦悩を抱えてはいる訳なのだけど、あまり感情移入ができなかった。田中麗奈の演技云々よりもキャラクターとしてのインパクトなのでしょうが・・・しょんぼり

  • 2007.08.14 Tuesday
  • 18:13

わたしがとってもほしいもの

でかした、ジーヴス! (ウッドハウス・コレクション)
でかした、ジーヴス! (ウッドハウス・コレクション)
Pelham Grenville Wodehouse,森村 たまき


毎日毎日暑〜い日々が続いています。ついには金曜日から会社もお盆休みに突入したものの、当然金曜日もせこせこ働いていました。前もって10日からお休みですって知らせてあるのにじゃんじゃん鳴る電話・・・。
もちろん、明日も明後日も仕事です・・・。
働きながら「ほしいものリスト」なんか作ったりしたら楽しいかも・・・と思い、「なんかあるかな?」と考えてみる私。

(とりあえずーウッドハウス全部欲しい! 翻訳されてるのは全部!)

この頃、どんどん翻訳が進んでいるウッドハウス様。全部集めたりしたらかなり本棚が埋まりそう。当然、1冊のお値段も結構しますので全部となると・・・おいくらでしょうか・・・バリバリキュー☆てなものです。(関西ローカルですみません・・・)
それでも読むと幸せで顔がにんまりしてしまうウッドハウス。
抱腹絶倒の玉手箱・ウッドハウス。
冷たいアイスティーでも飲みながら昼下がりにのんびりとウッドハウスを読んで笑っている、なんていうのが私の理想の夏休みです。
今年はその理想からはかなり遠いのが残念ですが・・・。
お給料が入ったら1冊でいいからウッドハウスを買ってささやか〜な幸せに浸ることにしましょう。やっぱり伯爵ものかなあー楽しい

  • 2007.08.11 Saturday
  • 23:27

1000万人青女の聖書

青女論―さかさま恋愛講座 (角川文庫)
青女論―さかさま恋愛講座 (角川文庫)
寺山 修司


私が子供の頃「星の瞳のシルエット」という少女漫画が「りぼん」で連載されていてそのアオリ文句が「1000万人乙女の聖書」だった。たぶん担当編集者さんが考えたんだろうけど今でもちゃんと覚えているのだからそれなりにインパクトのあるアオリであったわけだ。ちなみに「聖書」は「バイブル」と読みます。念のため嬉しい
この本を手にとったのは表紙の和服姿の女の子がいかにも「乙女」していて素敵だったから。で、読んでみたらすごく面白くて「これは正に「青女の聖書」だな」と思った次第。ただなあ〜ひとつ惜しいのは、発表された年代が古いせいで今とはだいぶ隔たりがあるところ。女性の恋愛感や貞操観念なんかはだいぶ変わっちゃっているので新鮮さに欠けるという部分はある。ただ逆に考えてみれば一昔前の時代にこれだけ発想の転換を図って当時とすればかなり新鮮な「乙女の指南書」を書いた寺山修司という人はただ者ではない、という見方もできる。特に面白いのが第十三章の「「女性論」終点検」色んな作家の書いた女性論を比較検討している訳なんだけど、読んでいてかなり笑えた。人間は矛盾に溢れているけれど中でも乙女は色んな矛盾を抱え込みつつ猫のようにお澄まし顔してられるものなのです。
最近乙女心がたるんでいるなあ〜とふと思われた方はバッグの中に忍ばせて、通勤通学の電車の中ででも読んでみてはいかがでしょうか。乙女の夏の読書に最適です女



  • 2007.08.11 Saturday
  • 22:18

ああ・・・下巻が待ち遠しい

西遊記〈1〉 (文春文庫)
西遊記〈1〉 (文春文庫)
平岩 弓枝


ずっと本屋さんに行く度に手にしてはいたのですが「下巻が出てから・・・」と思っていました。8月に下巻が出るとのことだったのでいそいそと買って読み始めたら、悟空がすごく純粋で可愛らしくてずーっと読んでいました。
文章がすごく美しくて更には挿絵がすごくすごく可愛くて、何度読んでも心が洗われる気がします。
頑なな悟空が少しずつだけど三蔵としっかりと師弟の絆を結んでいく様はほのぼのとしてみたり、ほろりと泣かされてみたり。
三蔵と悟空以外にも悟空と花果山の山神のあたたかい親子のような関係や旅の一行を見守る観音様、竜王、山神たちとの触れ合いも微笑ましい。
見栄っ張りで嫌な奴にしか思えない猪八戒の意外な義理堅さや屈折した心の理由、沙悟浄の愚直さ、そんな彼らが少しずつ信頼関係を築いていく様が丁寧に描かれています。
大好きなのは悟空がお師匠さまの着物をせっせと洗う挿絵。蓬田やすひろさんの描く悟空は口元と目元が猫っぽくて可愛いのだけれど、小さな悟空の健気な姿が本当に愛らしい。
で、続きは何日頃に出るのだろうと調べてみたら9月に延期になっていました・・・がーん冷や汗

  • 2007.08.02 Thursday
  • 23:04

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