sievyys

音楽を聴いたり、本を読んだり、映画を観たり・・・
そんなほのぼのを綴っております。
休日に集中して更新。

秋の夜長に切ない恋歌

友達の詩(1万枚限定生産盤)
友達の詩(1万枚限定生産盤)
中村中

この曲は今日「僕らの音楽」を観ていて偶然耳にした曲です。岩崎宏美さんと中村中さんがデュエットしていたのですが、すごくいい曲で。思わず聴き入ってしまいました。秋の夜長にヘッドホンで聴いていたらいいだろうなあー。
15歳の時に作った曲で「叶わないことがわかっているのに、その人を大切に思ってしまう恋の歌」なのだそうな。確かに聴いてみるとそうだなあと納得できます。大人になるとなかなか「友達くらいでいい」とは思えないし。友達になるくらいなら「知り合い程度」でいいやとかね。言い訳ばっかで傷つくのをなんとか回避しようとしますから。「友達」なんて生殺しポジションにわざわざ自分を置いてしまうのが「幼さ」で「潔さ」で「若さ」で聴いてるこっちはじーんとします。中村中さんは戸籍上は男性なのだそうですが、すごい声域ですよ。まだ若い方だそうですが文句なしの実力派ですね。

”触れる間でもなく先のことが見えてしまうなんて そんなつまらない恋をずいぶん続けてきたね”

”手を繋ぐだけでいい 並んで歩くくらいでいい それすら危ういから大切な人が見えていれば上出来”

この曲を聴いていたら「ハチクロ」のあゆや竹本くんを思い出してしまいました。本当に片思いって切ないなあー悲しい

  • 2006.09.30 Saturday
  • 00:42

不思議な味わい


夢幻紳士 (マンガ少年版)
夢幻紳士 (マンガ少年版)
高橋 葉介

 ”実はもう捕まえてあるのです”

ナンセンスコメディかと思えばホラー、スラップスティックかと思えばスプラッタ。不気味さとユーモアが7:3くらいの絶妙な割合で織り交ぜられていて、手塚治虫の短編集やブラックジャックをちょっと髣髴とさせるノリもあり。
魔法使いのような黒い帽子に黒スーツ、白いスカーフ、というお約束のスタイルで少年探偵・夢幻魔実也しれっと登場。線の細い繊細な絵は冒険活劇篇よりも怪奇篇に続くイメージを彷彿とさせて、このまま成長したら怪奇篇のマミ様に成長する要素もありありなのに高橋先生曰く、全く別のキャラクターなんだとか。ちょっぴり残念です。昭和初期を思わせる背景の中をちょんと可愛い夢幻魔実也が強面の従者をお供に国家権力を煙に巻きながら飄々と探偵ごっこ(どう見ても魔実也にとってはお遊びにしか見えない)に乗り出す姿は何とも痛快至極。オススメは「夢幻少女」。切なくあたたかい余韻を残す上にバイクに乗って海を目指すお茶目な魔実也が拝めます。「案山子亭」はとぼけてんだか真面目なんだかボーダーラインの曖昧な魔実也が魅力的。化け物に命を狙われ、拳銃を向けて一言「撃つと動く!」。とっさに言い間違えたと気づいて「もとい動くと撃つ」。「中国人か?」と聞かれて「日本人だ」と大日本帝国バンザイの旗印。更には「海老が好き」という貴重なプロフィールをありがとう。ちなみにうお座のO型だそうです。いかにも。

  • 2006.09.29 Friday
  • 22:54

毎日が日曜日


このアルバムを聴いていると自動的にリラックスした気持ちになれます。
どうもボサノバにはそういった魔法のような力があるようです。
まるで一週間が日曜日だけでできているかのような。
クラシックとも違う、楽しいほのぼのした気持ちにさせてくれるのです。
このアルバムに収録されている曲はどれもテレビで聴いたものばかりでとっつきやすい上にジャケットがお洒落でほんと「女子」しているところがお気に入りです。
日産マーチのCMソングにもなった「JUST CAN'T GET ENOUGH」製薬会社のCMソング「SAVE THE BEST FOR LAST」などの名曲がボサノバにアレンジされていてとてもいい感じ。お風呂に入っている時や部屋で丁寧にクレンジングしている時にもいいし、ゆっくりお茶を飲みながら本を読んでいる時にも邪魔になりません。女の子のお友達へのプレゼントにもぴったりですよ女

  • 2006.09.25 Monday
  • 14:42

祝・色男、健在



夢幻紳士 逢魔篇
高橋 葉介

”若旦那 あンた確かに女難の相だが、難は違わず女の方だ”

「幻想篇」に引き続き「逢魔篇」です。
前回までのジェントルマン・騎士道ぶりとは打って変わって、今回のマミは鬼畜色男。女難(ただし女に)の健在ぶりを余すところなく発揮してくださっております楽しい
やっぱりマミはこうでなくっちゃ!と思わず膝をたたきたくなる私。
今回のラインナップは失恋して自殺した娘、美女に化けた妖魔、先を見通せる力を持った少女芸人、嫉妬する女の生霊、角を持った妖艶な女・・・とマミのもてもてぶりは留まるところを知りません。
しかも「逢魔篇」というからにはマミが魔物たちに出会う話と思いきや、実はこのタイトルの意味は「魔物たち、魔実也に逢う」の意味だそうで・・・いやはや、なんともお気の毒なことです(当然、魔物たちが)。
どのお話も素晴らしいのですが個人的に大好きなのは世にも珍しいマミ様のしょんぼり顔が拝める「毛羽毛現」。マミが不本意ながらもちょっぴりいいことしちゃう「酒蠱」。マミ様色男パワー全開の「陰魔羅鬼」。
ラストもちゃんと「幻想篇」との繋がりを壊さずに収束していてお見事。
ところで、こんなにもててたら、そりゃー下宿に戻る暇なんかないよなあ。
それが死後の罪滅ぼしに繋がる、という訳ですネ。納得です楽しい

  • 2006.09.21 Thursday
  • 01:36

「王と鳥」を観てきました

王と鳥
王と鳥

 気をつけたまえ 今、この王国は罠だらけだからな

DVDが発売されているのにどうしても観たくて、今日、プロメナ神戸まで「王と鳥」を観に行ってきました。字幕を読みながらなのが厄介ですが、あまり台詞がないせいですんなりと映像を追うことができました。フランスの映画ですがタイトルにもなっている王と鳥のキャラクターがやっぱり強烈でヒーロー&ヒロインであるところの煙突掃除と羊飼いがいまいち・・・。全体的に宮崎アニメちっく。っていうか宮崎監督が影響受けている訳なんですが。ラピュタに出てくる巨大なロボットなんか、すごく影響受けてますねー。ラストはこれがハッピーエンドなの???って疑問符が頭の中でふわふわ浮かんでいました。世界は滅びても美しい太陽は昇るのですね。あまりにも静かであまりにも美しい廃墟。
音楽が素晴らしい!!!もうすべて。サントラほしいくらいです。

ロバと王様と私 みんな明日は死ぬ運命 ロバは飢えで王様は退屈で 私は恋で・・・

流石、ジャック・プレヴェール。
思わずメインテーマを携帯にダウンロードしてしまいました。
なんだか魂を洗われた気持ちでいっぱいになりました。
大画面で観ることができて大満足です。

こちら、公式サイトです
http://www.ghibli.jp/outotori/

  • 2006.09.18 Monday
  • 22:06

やっぱり彼しかいないのか・・・

夢幻紳士 回帰篇
夢幻紳士 回帰篇
高橋葉介

この頃、高橋葉介先生の「夢幻紳士」が自分の中でリバイバルヒットしている。
古本屋さんを回って過去に出版された「怪奇編」【1】【2】と「夢幻外伝」【1】を手に入れ、「外伝」の【2】【3】をウロウロと探し回る日々…やっぱり」【1】よりも【2】【3】の方が見つかりにくいのだった…悲しい
ところで、おうちのベッドの上でノンビリ本を読みながら、
「このマンガが実写化されたらどうしよう…」
と変な恐怖感に襲われた。マンガの映画化はよくある話だし、最近は過去の作品でも映画化される傾向にあるから、下手したら映画化しちゃうかもな…と実現もしないうちから怯える私。だって高橋先生の世界って独特だから期待はずれのものになる可能性大だし。もう「笑うミカエル」の二の舞はやだ。高橋先生は「夢幻紳士」がバカ受けしてゲーム化とかしちゃわないかな(今更?)などと目論んでいるらしいので声さえかかれば実写映画化もありえないことではないだろう、と思う。
(やっぱり栗山千明は出るだろうな…)
怯えつつも「千明ちゃんが出るなら観る価値有だな」などと勝手なことを思う私。
マミーは誰が演るんだろう…と考えた瞬間、ミッチーが思い浮かんだ。ミッチー以外には難しいだろう、もう結構歳食ってるし(ファンの人ごめんなさい)、賛否両論あるにしたって…。
などと妙に納得しつつ、読書に戻ったのだった。
先日、高橋先生のオフィシャルサイトにお邪魔したら、「高橋先生への質問コーナー」で「先生は夢幻紳士が映画化するなら夢幻の役は誰がいいですか?」の質問に「ミッチー」と答えていた。………やっぱりマミ役は彼以外にいないみたいです。
「乱歩地獄」みたいなオムニバスの作品だったら面白いかもしれないですネ嬉しい

  • 2006.09.17 Sunday
  • 15:58

お江戸の妖怪事情

ぬしさまへ
ぬしさまへ
畠中 恵

お友達に紹介してもらって読み始めたのですが、とても読みやすくて面白いです。
舞台はお江戸、主人公は病弱な大店の若旦那。
赤ちゃんの頃から病弱で大事に大事に育てられた若旦那の周りはなぜか妖怪でいっぱい。物語の中でここまで妖怪人口が高いのって水木先生くらいかもしれません。この物語に登場する妖怪たちは人間の姿に化けているのから、顔は怖いけど無邪気なちっちゃい鳴家(やなり)、屏風の中にいる美形とバラエティ豊か。人間よりも人間らしい(でも、ちょっと感覚がズレている)彼らと若旦那がお江戸に起こる怪事件の謎を解いていくという、所謂安楽椅子探偵のお江戸版、といったところ。今回は若旦那が幼い頃から傍にいて大事に大事に育ててくれた仁吉(この人も妖)の初恋話から若旦那と腹違いの兄との泣かせる兄弟愛まで、いろんな話が詰まっていてお得です。特にずっと一人で頑張ってきたお兄ちゃんが弟の素直な愛情に救われる話は「良かったね〜」と心からほっとしました。ぜひご一読。ほのぼのした気持ちになること請け合いですよ女

  • 2006.09.10 Sunday
  • 15:32

暗黒の守護天使・・・ってやばくないですか?



夢幻紳士 幻想篇
高橋 葉介

”私の名前は夢幻です 夢幻魔実也というのですよ・・・”

子供の頃、確実に家にはなかったはず、なのに何故かストーリーを知っている。読んだ記憶があるのですが・・・いつ、どこで読んだのか定かではない、という。周りにも持っている友達いなかったはずだし・・・なんか考える度に気味が悪いです。しかも、読んだのは成人向けのやつで、少年版があるのは後で知りました。こちらはスラップスティックだそうで・・・夢幻くんのイメージ壊れるのがイヤで読んでいません。あの人はやっぱりあの黒づくめの姿で人間から妖怪から亡霊からもてまくりの女難の相出まくりでしれーっと生きている、というのがいいのです。何を生業にしておまんま食べていってんだろうとか、そんな浮世のことは夢幻くんにはどうだっていいんだろう。
そんな夢幻くんの「影」が活躍する「夢幻紳士 幻想篇」ですが、もうページめくってもめくっても「素敵な王子様・夢幻くん」でいっぱいです。やばいです。「影」は夢幻くん本体ではないのであくまでもフェミニストで優しくて完璧な王子さま、なのだそうです。ありえない、こんな夢幻くん。でも、ありえてくれてありがとう、みたいな。
5ページ目で「なるほど」って言ってる夢幻くんの笑っている「目」だけで白米3杯くらいお代わりできそうです(いつもはお茶碗半分くらいなのに)

”お姫さま、私を必要とする時は あなたはただ私を想うだけで良い 地の果てからでも参じます”

オカルトもの苦手なはずなのですが夢幻くんだけは読める私です。
うまく説明できないけど、読めば分かりますから、ぜひ。

  • 2006.09.10 Sunday
  • 12:54

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