sievyys

音楽を聴いたり、本を読んだり、映画を観たり・・・
そんなほのぼのを綴っております。
休日に集中して更新。

うだるような、あの子供の頃の夏休み

ウォルター少年と、夏の休日 コレクターズ・エディション
ウォルター少年と、夏の休日 コレクターズ・エディション

「ママ、お願い。僕の為に一度だけいいことをして」
神戸の映画館でこの映画を観ていて「ほのぼのした映画だなあ」とのんきな気持ちで楽しんでいたのにたったひとつのこの台詞に泣かされました。
主人公のウォルターは父親の顔も知らず、いつも男に騙されてばかりいる母親からも満足な愛情を受けることもできない。でも、やっぱりママを愛していて狂おしいくらいに愛情を求めている。その少年がこの台詞を最後に「大人」になってしまう。ママに依存することでしか生きていけない力のない「子供」から逞しい大人になることを「選択」してしまう。そして息子に自分にとって都合の良い愛情しかかけてこなかったママも、そこで初めて「母親」として愛ある選択をする。傍若無人な二人のじいさんが頼りない少年を成長させる映画だけれどもじいさんたちはウォルターにああしろこうしろと言った訳じゃない。ただ生き様を見せただけだ。
ひたすらに広いアメリカの空と大地ととうもろこし畑と初めてできた友達。
観る度に「夏休み」にトリップしてしまう。
痛快なラストまで退屈させずに見せる、珠玉の映画だと思う。


  • 2006.07.28 Friday
  • 21:17

夏といったら・・・でしょ?

逆境ナイン 全力版
逆境ナイン 全力版

夏といったら甲子園の夏、そして金鳥の夏というわけで。
これは甲子園にまつわる映画です。
といっても、碌に真面目に野球してないので真面目な野球好きな方は絶対に観ない方が良いかと。むしろバカバカしーいドタバタスラップスティックが大好き!B級でもC級でもどんとこい!という方だけが受け入れることのできる映画です。
負けて負けて負け続け、まともな成績の残せない野球部は厳しい校長先生から廃部を申し渡されてしまう。それを回避する為に交換条件として部長が持ち出したのが「必ず甲子園に行きます!」果たして行けるのか否かは観てのお楽しみ。
おっそろしく天然の野球部マネージャーや無責任発言ばかりの野球を知らない顧問やらとんでもなく熱い根拠なしの自信と根性だけで周囲を振り回す部長やらが織り成すスポーツど根性コメディ。
少年マンガが原作なのでそちらのファンからは賛否両論のようですが、私は「結構頑張った!」と認めてあげたいのですがいかがなものでしょう?

  • 2006.07.28 Friday
  • 21:02

天使みたいに優しい人

がばいばあちゃんの幸せのトランク
がばいばあちゃんの幸せのトランク
島田 洋七

 「天使みたいに優しい人」と結婚して二十年経っても言われる人ってそういない、と思う。そう言ってしまうダンナさんも偉いが、そう言わせてしまう奥さんも相当に偉い、そうとしかいえない。
 この本は漫才師の島田洋七さんの書いた上京モノで所謂サクセスストーリー・・・なんだろうなあ・・・というよりかは世にもよくできた奥さんのお話?
 佐賀のデパートに勤めていた島田洋七の妻・りっちゃんは洋七の片思いを応援するうちになぜか自分が洋七とつきあうことになってしまう。
 フツーであれば「駆け落ちする?」と言われて「するする」とついていかないだろう・・・と思うのだけれどりっちゃんは天性の無邪気さと楽天性で洋七にほいほいついていってしまう。東京まで駆け落ちし、右行く?と言われれば右、寿司食う?と言われれば高級寿司を食べてしまう。この一見世間知らず過ぎる奥さんがその素直さと優しさ、逞しさで洋七をどんどんスターにしていく過程が見ていてとにかく面白い。
どんなことがあっても二人でトランクを持っていく。一人で持つには重くても二人で持てば重くない、と前向きに力を合わせて生きていく二人を見ていると、とても元気づけられる。りっちゃんに「気立てのよさ」というものを教えてもらった、そんな本だった。

  • 2006.07.26 Wednesday
  • 12:02

お〜これは懐かしい〜

The Mitten: A Ukrainian Folktale
The Mitten: A Ukrainian Folktale
Jan Brett

この本は最近勤め先の上司から頂戴したものです。一緒にいた子はピーターラビットの本もらってました。
見た瞬間「おおっ、これは懐かしい〜」とすごく嬉しくて本棚に飾っています楽しい
確かロシアの昔話かなにかだったような記憶があるんです。子供の頃に読んだのはもっと大きくて絵も違っていたので、いろんな人が絵本にしているはず。
男の子が手袋をなくすんですが、そこにどんどん動物たちが入っていく、という物語。子供心にどこまで入るのかとはらはらどきどきでした。
私の記憶ではグレーの皮の手袋なのですが・・・また翻訳版も読みたくなりました。子供心に戻れる、あったかい一冊です。

  • 2006.07.17 Monday
  • 17:18

よく晴れた日曜日に・・・

そばのかす
そばのかす
矢野真紀, 亀田誠治

よく晴れた日曜日の昼間にお掃除しながら、はたまたすっきり片付いたお部屋の中で冷たい飲み物でも飲みながら、聴きたいアルバムです晴れ
テレビ番組のエンディングテーマに使用されていた「タイムマシンの丘」が聴きたくて購入したのですが、どの曲も名曲でこれまで矢野真紀さんのことをほとんど知らなかったのでびっくりした覚えがありますびっくり
正直言って美声ではないのですが聴いていて心地よいハスキーボイスで何度聴いても飽きない噛めば噛むほど味の出るスルメのようなアーティストです。
ただ個人的にはアルバムとして最高なのは現在の段階ではこれではないかと。この人の他のアルバムにはそれほど思い入れは感じないので。
オススメなのは「癒し」をアップテンポに歌い上げる「オアシス」。
休日の幸せなだらーっと感を見事に表現している「うず」。
それ以外の曲も全部名曲。はずれなし。オススメです。

  • 2006.07.17 Monday
  • 17:08

想像しなかったカタルシス

さいごの戦い
さいごの戦い
C.S. ルイス, C.S. Lewis, 瀬田 貞二

児童文学にここまでの陶酔を覚えたのは「星の王子さま」や「鏡の国のアリス」以来です。特にこの最終巻はすごい。これが児童文学なのかと愕然とするほどの絶望を見事に描ききっています。
ナルニア最後の王・チリアンとチリアンにどこまでも寄り添いついていく一角獣・たから石の愛情には泣かされます。
滅びゆく国の王様がそれでも国を捨てずに頑張りぬく姿や、闘いの真っ只中、自らも死闘を繰り広げながら、不思議と時間がゆっくりと流れていくかのような静けさを覚える一瞬の場面などは素晴らしいの一言に尽きます。
留まることを知らぬ激しい渦のように最後に向かって突き進む最終巻は、これまでとは違った迫力がありました。
久しぶりに時間を忘れて読み耽った本です。

  • 2006.07.13 Thursday
  • 01:37

オドレイって・・・

アメリ【期間限定スペシャル版】
アメリ【期間限定スペシャル版】

って、胸、でかいよな・・・。
ダイアナ元妃の訃報を報じるニュースをアメリことオドレイ・トトゥがびっくりして見つめるシーン。寝る前の為、薄着のオドレイ。
デコルテ、めちゃくちゃ綺麗。しかも、結構巨乳だぞ、おい。
いやいや、他にも見所は満載なんですけどね。
アメリの不器用な恋の行方に見てるこっちまでどきどきだし。
ゾロのコスプレをまじめくさってしている姿にはうけるし。
幼い頃のテレビのアンテナを使った復讐シーンも忘れられないし。
劇中で流れる「ギルティ」は未だに歌詞が気になって仕方ないくらいの良い曲だと思うし。見所、聴き所はいっぱあるんですけど。
でも、やっぱり、この映画のオドレイは最高にキュート。
それにつきます女

  • 2006.07.13 Thursday
  • 01:25

すみっこが、気になるんです・・・

文庫 新版 指輪物語 全9巻セット
文庫 新版 指輪物語 全9巻セット
瀬田 貞二, 田中 明子, J.R.R. トールキン

アカデミー賞を総ナメにした(んだっけ?)ピーター・ジャクソン監督の映画の原作がこちら。地味ですしょんぼり
最後にアラゴルンは「フロドのためにぃー!」なんて絶叫しません。
あ、あれ? なんか・・・終わって、ます、けど? みたいな冷や汗
でも、私は原作が大好き!
いろいろと気になるんです、すみっこが。
映画ではとても描ききれなかったキャラクターたちのお茶目さが。
そんなお茶目ナンバーワンであるはずのトム・ボンバルディルの登場をすっぱりカットしているっていうのは・・・映画の成功の為には致し方ないと思う。
だって、わけのわからんおっさんやし。でも、私はトムが一番好きときめき
物語の初番で旅に出たばかりでトラブル続出のフロドたちを温かく迎え入れて母親の胎内に抱くように大事に大事に守ってくれるトム。
本当はこの世界の中で最も重要な位置をしめるすごい人。
だって指輪の影響を受けないのはこの人だけだから。
そして、そんなトムと愛し愛され、ほのぼの〜と暮らしている川の娘・ゴールドベリもいい味出してます。でも、いいのかな、あんな髭のおっさんで・・・。
他にもロリアンの奥方に終生変わらぬ騎士道を貫くギムリの男気もアラゴルンやレゴラスの影で実にいい味出してるんです拍手
奥方のギムリへの優しいお姉さんっぷりも見逃せません。
私ってばどうもつくづくすみっこ好きなようです・・・女

  • 2006.07.13 Thursday
  • 01:10

女の子はタイヘンなんです・・・

美人にコツあり―ルックスから恋愛まで目指すは女のプロフェッショナル!
美人にコツあり―ルックスから恋愛まで目指すは女のプロフェッショナル!
柿崎 こうこ

っていうCM、あったなあ〜と本を読み終えて、思った。
そのタイヘンさを男性諸君はたぶん絶対に理解できない。
こっちが男性諸君のタイヘンさを身をもって理解できないように。
これはそんなタイヘンな毎日を楽しく生きていく実用的なマニュアル本。
決して「できる女の説教臭い」本ではないのでご安心を。
著者である柿崎さんの周りには思わず見習いたくなる「素敵さん」から、
えええ〜?って目を疑いたくなる「不思議ちゃん」までいろんな女の子がいっぱい登場して、ついついわが身を振り返ってみたり、しみじみしてみたり。
読み終えた時には女の子に生まれてきたが故の「タイヘン」がいとおしくなっていること請け合い。
ちなみに私は男には絶対に生まれ変わりたくないです。
だって、スカートはけないじゃん。

  • 2006.07.12 Wednesday
  • 23:30

やっと・・・

ファイブスター物語 (12)
ファイブスター物語 (12)
永野 護

やっとの新刊ですが・・・前回の新刊が出た四年前、私、どんな人生送ってたかなあ?って考えてみても、あんまりぴんとこないんですよ〜そのくらい「四年」って長い期間なんです。だって一巻読んだのって小学生の時ですよ!まさか、その時はこんなにも長いつきあいになるとは・・・冷や汗
でも、ページをめくったら、そこは魔導大戦の真っ只中で否が応でもストーリーに引き込まれてしまいます。
今回の注目はやっとのことで(何年かけて?)活躍開始のちゃあ・てぃとパートナーのエミリィ。果たしてその正体とは?楽しい
ちっちゃっくなっちゃったログナーの意外な可愛さにもびっくりびっくりイエッタの可憐さにうっとり・・・(イエッタとメガエラ好き・・・ときめき
そして、皇帝陛下とハイランダーの恋の行方は・・・といろんなことを引っ張りながら・・・次の新刊は何年後なんでしょう?  永野先生・・・お待ちしてます女


  • 2006.07.10 Monday
  • 23:31

読んだら、きっと素直な気持ちになれる

かもめ食堂
かもめ食堂
群 ようこ

読んだらね、きっと、素直な気持ちになれますよ。
生きていたら、色んなことがあって、嫌なことも辛いこともあって、そりゃあ大変だけれど、毎日毎日を大切に生きていたら、そういったことは全部、時間が解決してくれて「でも、私、大丈夫だよね?」って、ある日、ふいに不運に振り回されていない自分に気づく、そんなあったかい本です。
ヒロイン・サチエのお父さん(武道家)がサチエに贈った言葉「人生は修行だ」はどんなことがあっても自分の成長に繋がると思って受け入れていきなさい、っていう意味だと感じました。合気道は「気を合わす」ということなので相手を受け入れることが前提なのです。故に勝ち負けもない。
映画では分からなかったヒロイン三人の人生が分かって、こういうのは反則かもしれないけれど、読んでから映画を改めて見るともっと楽しめると思います。
あと、フィンランドのみなさんの、どことなく日本人とも共通する警戒心というか、人見知りする性格も、なかなかお客さんになってくれない姿をもどかしく思いながらも「ああ、分かる、分かるなあ」なんて思ってみたりして。
ぴかぴかのお店って素敵だな、と思って、お客様がこなくてもお店を磨いていたサチエを見習って、職場のお店を隅々まで磨いてみたら、ぴかぴかになって気分もすっきりしました。
いいですね、ぴかぴかって。


  • 2006.07.10 Monday
  • 15:06

これでもう・・・本当に最後なんだろうか・・・

心を込めて...
心を込めて...
本田美奈子., 永六輔, 井上鑑, Alain Boublil, 岩谷時子, Alain Lermer, Herbert Kretzmer, Jimmy Page, 今井清隆, Gerard Presgurvic

本田美奈子さんのこれはおそらく最後のCDなんだろうな・・・これまで公表されていなかった音源が収録されてるみたいだし。そう思うと、これまで聴けなかった歌声が聴ける嬉しさ反面、やっぱり寂しい・・・。
録音した年代が違うせいか、微妙に声や歌唱法は違うんだけど共通していることはひとつひとつの音に対する心の込め方。アルバムタイトルは本田美奈子さんが手紙の最後に必ず書く一文からだそうですけれど、色んなことに共通すると感じました。人に対する誠意、音楽に対する誠意。きっとおそらく優しさと同時にストイックさも併せ持つ人だったのでしょう。
それが伝わってくる素晴らしいアルバムです。ただ、やっぱり冒頭に書いた通り、「これで最後なの?」と思うと寂しいのですが・・・。
個人的にお気に入りはロミオとジュリエットの曲「愛するということ」。
そして聴くたびに勇気付けられるボーナストラックの「翼」。
繊細で静かな声がラストにつれダイナミックさを増す「天国への階段」。
どれも素晴らしいです。この人の声は声楽家っぽくもないし、かといってポップスでもない、両方の良いところをとった独特なソプラノで、クラシック初心者の人にも聞きやすいし、クラシック好きな人には新鮮だと思います。
心を込めて、おすすめです。



  • 2006.07.10 Monday
  • 14:52

自然と背筋が伸びる映画

かもめ食堂
かもめ食堂
今日は「かもめ食堂」を観に行ってきました。
女三人のほのぼのヘルシンキ生活。
でも、どこか真っ直ぐで見ていて気持ちいい。
それって「清潔感」だと思う。
真っ白いお皿。曇りのないグラス。ぴかぴかのテーブル。
清潔であることって、こんなに素敵で見ていて背筋が伸びるものなのか・・・って心の中で唸らされました。
映画の中に登場する美味しそうな和食も食欲をそそられます。
DVD出たら買ってしまうかも・・・見るたびに背筋が伸びることでしょう。

  • 2006.07.02 Sunday
  • 21:38

ミア! ファイト!

プリンセス・ダイアリー 悩める見習いプリンセス篇
プリンセス・ダイアリー 悩める見習いプリンセス篇
メグ・キャボット, 代田 亜香子

そろそろ出る? そろそろ出る? とわくわくしながら待っていた続編!
やっとこさ、出たの―――っ!(←ミアっぽく)
今回も目立ちたくない、フツーでいたいの!っていう悩めるプリンセスミアが親友やおばあさまに振り回されてなんと生徒会長に立候補!
大学に行っちゃったマイケルとの恋模様も前途多難なのに、ミアの周りは次から次へとやっかいなトラブルが続出・・・ショック
この本、ほんとに読んでて飽きません嬉しい
マイペースで等身大のミアを気づけば自然と応援してる自分がいる。
ファイト! ミア!って。
しかも、なんとも嬉しいことに続きは今年中に続きが出るって!
やったぁ―――!楽しい


  • 2006.07.02 Sunday
  • 09:16

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