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ライト・グッドバイ―ススキノ探偵シリーズ (ハヤカワ文庫JA)
ライト・グッドバイ―ススキノ探偵シリーズ (ハヤカワ文庫JA)
東 直己

―ふたりは、すっと離れた。と思った時、アンジェラがするりと高田の間合いの中に入って、そして左手の甲で、とても優しく柔らかな裏拳で、高田の左頬を、愛しそうに撫でた。


遅ればせながら映画を見た影響から東直己さんの『探偵はバーにいる』シリーズを読んでいる。正直、私のオススメは初期の頃の作品で映画化もされた『バーにかかってきた電話』や『探偵はひとりぼっち』で、後期の作品であるこれは内容がグロテスクであまり好みではない。
物語は最初に犯人ありきで推理を働かせる余地もない。もうすでに犯人は分かりきっていてその証拠である消えた被害者の少女を探すというのが筋書き。生理的に受け付けない犯人と目される男と内心辟易しながらつきあうハメになる主人公『俺』とのやりとりを延々と読むのはかなり苦痛だった。
なのに何故、この作品をオススメにしちゃったか・・・といえば、物語も中盤にさしかかった頃に登場する可憐な乙女・アンジェラちゃんが超カワイイから!ただそれだけ・・・だったりする。

↓ここから先はネタバレ注意。

私はこの作品の中でそして映画の中で松田龍平が演じるところの『高田君』というキャラクターが大好きなのですが、冒頭で引用した一文はこれまでシリーズを通してあまり色恋に縁のなかった高田君が恋に落ちた瞬間の場面祝
その名の通り、まさに天使そのもののアンジェラちゃん。でも、実は元自衛隊員のレンジャー部隊所属で素手で人を殺せるくらいに最強だったりするアンジェラちゃんがこれまた空手の師範代であり、これまで荒事シーンで千両役者ぶりを発揮してきた高田君をものの見事に落としますときめき
この後、主人公の『俺』の立会いのもと、二人は三分間の攻防を演じるのですが、そのシーンももう素敵過ぎて「こんな気色悪い話、いややぁ・・・」と実のところゲンナリして本を放り投げたくなっていたことなんか忘れちゃいましたときめき
これまで読んできた本の中でも三本の指に入る素敵なラブシーンでしたラブ
もしまた映画の第三弾が作られるのであれば無理にでもアンジェラちゃんを登場させて、ぜひこの場面を入れていただきたい!と切に願うくらいです。
どんなふうに素敵だったかはぜひ実際に本を読んでお確かめ下さい。
もうあのシーンに遭遇する為だけにでも読む価値アリですので。
ついに・・・ついに高田君に永すぎる春がやってきたのね!
と小躍りしたのも束の間・・・残念ながらせっかくいい雰囲気になりながらもアダ花だったようで儚く散ったのが残念でした。
・・・こんなに美味しいキャラなんやから高田君とくっつけて欲しかったなぁ・・・。もったいないことしはるなぁ・・・東先生・・・と臍を噛むくらいに私好みのカップルだったんです・・・高田ラブアンジェラ。
でも、こんな可愛くて頼もしいアンジェラちゃんがこれっきりになるはずもなく・・・まだ『俺』を助けて活躍してくれるみたいです!楽しみ!早速を続きを読むぞ〜嬉しい
それにしても東先生の描く女性は大人しやかで上品で、どことなくあどけない愛らしさがあって、それなのに凛としてるんです。春子も華もアンジェラも猫のナナも。儚いのに、めっぽう強い(笑)
いい女が登場するミステリっていいですネグッド

  • 2013.05.19 Sunday
  • 01:31

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